ボリショイバレエ団でソリストをつとめるなど、長年ロシアのバレエ界で活躍してきた岩田守弘さんに外務大臣表彰が授与されました。
岩田守弘さんは19歳でロシアに渡り、ボリショイバレエ団に入団。外国人として初めてソリストを務めました。その後、シベリアのウランウデにある国立劇場での芸術監督を経て、いまはロシア西部ニジニーノブゴロドの国立劇場で芸術監督を務めています。今年4月には50歳の記念公演を行い、自らも舞台に立ちました。
およそ30年にわたりバレエを通じて日本について発信するなど、日ロの文化交流の促進に貢献してきたことが認められ、今回、外務大臣表彰に選ばれました。